●架空請求をやっつけろ！

最近、身に覚えのない「架空請求」による詐欺事件が流行っています。先日もTVで放映されていたので御存じの方も多いでしょう。

インターネットや携帯電話などの利用料が滞納している。料金回収を請け負ったので支払ってください。支払わなければ「法的手段」に訴える。家に押し掛ける。

といった内容で、債権回収業者や弁護士事務所名で送られてきます。私の所にも何通か来ました。経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか？まず、どんなに最もらしい文面でも、また身に覚えがあっても、実際に利用した業者以外からいきなりこのような請求があることは絶対にありません。債権回収業者連絡先がほとんどは携帯番号ですが、その時点で「詐欺」であることがバレバレです。また、詐欺師の手元に自分の個人情報があるためにこのような手紙が送られて来るのですが、相手はいちいち名前なんか覚えてません。データ管理もしてません。したがって、一番良いのは「全く無視」することです。恐らく相手は手紙を出したことすら記憶していないかもしれません。

私の知人がかつて同様な手紙が来た時のことです。固定電話（携帯ではない）からその相手の詐欺師の電話番号に電話しました。最初は下手に出て、お金の振込先の口座番号などを聞き出しました。携帯以外の代表の電話番号や住所も聞きましたが教えて貰えませんでした。そこでその知人は、教えられた銀行に、「おたくの●●という口座は架空請求詐欺に使われています。」と直接電話しました。警察にも言いました。風の噂ではその口座は凍結されたようでした（確認してませんが…）。こうやってひとつひとつ潰して行くのは結構効果的かもしれませんね。なお、詐欺師に電話する時は、こちらの番号が分からないように固定電話や公衆電話からかけることをお勧めします。

★TOPページへ移動